ヨガとピラティス、何が違うの?

こんにちは!郡上八幡ピラティススタジオ「fit eight」のあいです♪

「ヨガとピラティスって、何が違うんですか?」よく聞かれる質問です。

どちらも呼吸を大切にしながら身体を動かし、身体と心のつながりを感じていくもの。実は共通する部分もたくさんあります。

でも、私はヨガとピラティスを知るほど、
「座るためのヨガ、立つためのピラティス」そんなふうに感じるようになりました。

ヨガは「座る」ためのもの?

ヨガというと、いろいろなポーズ=アーサナを思い浮かべる人が多いと思います。
でも、ヨガの長い歴史の中では、アーサナはヨガの実践のひとつ。

呼吸法、瞑想、マントラなど、さまざまな実践を通して心身を整え、最終的には瞑想を深め、サマーディ(悟り・深い精神的境地)へと向かっていく道の一部です。

では、なぜ身体を動かすのでしょう?
それは、長く座って瞑想するための身体を整えるという意味もあります。

身体が痛かったり、落ち着かなかったりすれば、なかなか瞑想に集中できません。
だからこそ、アーサナによって身体を整え、安定して座れる身体をつくっていく。

そう考えると、
ヨガは「座る」ための身体づくり
とも捉えられるのではないでしょうか。

では、ピラティスは?

一方、ピラティスはジョセフ・ピラティスによって考案されたエクササイズです。
リハビリテーションの考え方とも深く関わりながら、
「人間が本来持っている身体の機能を取り戻し、よりよく動ける身体をつくる」ことを大切にしています。

私たちは、ずっと座って生きているわけではありません。
立って、歩いて、走って、しゃがんで、物を持って。日常生活の中で、身体を使い続けています。

だからこそ、
立って、自分の足で動き続けるための身体をつくる。それがピラティスの大きな特徴だと私は感じています。

実は、ヨガとピラティスには共通点もたくさん
ピラティスの動きの中には、ヨガのポーズと似ているものもあります。

そして、どちらも単純に「身体を動かす」だけではありません。
呼吸と動きを連動させながら、自分の身体の感覚に意識を向けていきます。

今、どこが動いている?
どこに力が入っている?
左右差はある?
呼吸はどうなっている?

そんなふうに自分の身体と深く向き合っていく。
だからピラティスは、「動く瞑想」とも呼ばれます。

「座るためのヨガ、立つためのピラティス」

もちろん、これはヨガとピラティスを完全に分けるものではありません。
ヨガにも身体を強くする動きはありますし、ピラティスにも心を落ち着け、自分自身に意識を向ける要素があります。

ただ、それぞれが生まれた背景や目的を知ると、
ヨガは「座る」ために身体を整える。
ピラティスは「立つ」ために身体をつくる。
そんな違いが見えてきます。

そして、どちらにも共通しているのは、
人間の身体の仕組みを理解し、より健やかに生きるための知恵であること。

身体を整えることは、ただ「きれいなポーズができるようになる」とか「筋肉をつける」ということだけではありません。
自分の身体を知り、身体を上手に使えるようになる。
その結果、毎日をもっと快適に過ごせたり、やりたいことを楽しめたりする。

つまり、ヨガもピラティスも、私たちが健康に、そして幸せに生きていくためのツールなのだと思います。

「座る」ことも「立つ」ことも、どちらも人間にとって大切。
だから私は、ヨガとピラティスは競争するものではなく、それぞれの良さを知って、必要なものを取り入れていくものだと思っています。

身体を整えることは、人生を整えること。

みなさんもぜひ、自分の身体と向き合う時間をつくってみてくださいね♪